日本人だけが持つ遺伝子の特徴について考えてみます。
特に日本人男性だけが受け継いでいる遺伝子は外の国にはないもので、特徴的なものです。
この染色体の名前をY染色体と言います。
日本の男性にだけある特徴的な遺伝子
日本人だけの遺伝子として特徴があるのは男性間にしか存在しない遺伝子です。
このY染色体は父親から娘へとは伝承しないタイプの遺伝子です。
両親の間に生まれた男の子が受け継ぐY染色体というものが特徴的な遺伝子なのです。
このY染色体の中には遺伝情報が多く含まれているのです。
もしも、長い期間その家系に女の子しか生まれていないという状況であれば、Y染色体の遺伝情報はどこにも伝承されないということになるのです。
そもそも日本人男性にだけ受け継がれるY染色体は外の国の男性には存在しない遺伝子であり、日本人特有のものです。
この因子は大変古く、大昔から日本人男子が受け継ぐ染色体なのです。
縄文時代の気質にまでさかのぼる
そもそも大昔の縄文人の特徴は根っからの闘争心のなさでした。
人と争ってまで何か得ることを良しとしない、堅物の気質がありました。
狩りで得た食事は周囲の人と平等に分け合うことで幸せに暮らしていけるという考え方が縄文人にはありました。
現代の日本人の一部には、この気質は匹敵しない場合もありますが実際には、ほかの国に比べて日本人はおとなしい気質をしていることは、この縄文時代の先祖がもたらしてDNAの証なのです。
日本人男性は特に闘争心の果てにあるものは破綻でしかないと悟りながら生きてきました。
この気質はやがて親切遺伝子という呼ばれ方をするようにもなるのです。
つまり他人に尽くすという日本人の特徴はY染色体が運んできた特徴的な思想であり、気質でもあるわけです。
このような男性と寝食を共にしている女性も、自然に影響を受けて同じ思想を持つようになるわけです。
Y染色体は親切遺伝子
この染色体を持っているのは古代ユダヤ人、チベット人そして現在も生を受けている日本人のみなのです。
日本人男性にだけ伝承されているYAP遺伝子は日本人男性だけが持っている遺伝子であり自分を捨てでも、他人に尽くそうとする遺伝子なのです。
女性の場合には、子供を産み育てるという使命感に束縛された時代もあったので、なかなか日本人男性のように、実直な気質だけで生きることができない性を受け持っているのではないでしょう。
そして、日本人特有の親切さに加えて勤勉さも特異的なことではなく、遺伝子の影響が大きいと多くの学者が研究の成果として証明しているのです。
言い方を変えれば日本人ほどお人よしの遺伝子を持つ人種はいないわけです。
独立独歩で成功への道を歩む人種と、日本人男性のように王道をまっすぐ、人の単に尽くしつつ歩む人種は少ないという意味でもあるのです。
これもすべて遺伝子の力であり、日本人男性だけが持つYAP遺伝子の影響なのです。
遺伝子がもたらす自己犠牲の精神
全く、自分の営利を考えないわけではないのですが、実質的に自己犠牲を払える心を持つのは、日本人特有の誇らしい気質なのです。
遺伝子の力というのは国を誇る気質までも司る力があるわけです。
日本人特有の親切さは何を置いても遺伝子の影響が多大なのです。
この遺伝子はY染色体の中でもD系統を高度に持っていることでとても有名になっています。
この系統は世界のどこを探しても日本人男性以外、他には見当たらないのです。
日本人のルーツとは
日本人の顔立ちと欧米人とは全く違うので、人種も別でルーツも全く別なものだという印象を最初から受けるものです。
ただ中国人や韓国人の民族がどこかで日本人のルーツにつながっているのでは?
という考えが横行していた時代もありました。
最新の研究では遺伝子研究が進みこれまでイメージだけで中国や韓国がDNAのルーツでは?
と考えられていたことを真っ向から否定する結果が出るようになりました。
実際には世界でも非常に希少で珍しいとされている古代血統と言われているY染色体のD系統が圧倒的に日本人男性に受け継がれていることが判明したわけです。遺伝子の中にはYAP遺伝子にもルーツがあるのです。
同じアジア圏内のY遺伝子を調べても日本人特有のD系統は検出されないのです。
YAP遺伝子のYは受精をしてもその影響を受けない染色体なのです。組み換えの影響も受けないのでそのまま、日本人男性に引き継がれて今に至るというわけです。
日本人の祖先は3万年前の氷河期に北海道から入ってきたと言われているのです。
この時の半数の人がYAP遺伝子を持ち合わせ、日本人に伝承し、時を経てその遺伝子が日本国内に定着したというのが日本人のルールツです。
遺伝子の歴史を踏まえて
日本人男性特有のYAP遺伝子の特徴はどの人の心にも共通するもので、先祖代々伝わることです。
日本人しての気質を誇らしく感じその血筋を後世に引き継ぐことのすばらしさを時には感じ日々を生きることにこそ、遺伝子を肌で感じる瞬間なのではないでしょうか。
遺伝子とは遙か時を超えても、日本人男性にだけ脈々と受け継がれる温度のある血統なのです。